『難民の日』トークイベント「テロの背景にあるもの」

□ 『難民の日』トークイベント「テロの背景にあるもの」 □

6月14日(火)『難民の日』トークイベント 「吹き荒れる暴力〜テロの背景に
あるもの〜」

昨年秋、欧州を目指して難民・移民が押し寄せたことから、日本でも難民問題がク
ローズアップされ、受け入れをめぐって賛否両論が沸き起こりました。一方で、テ
ロが欧州諸国を揺るがせ、その波及を恐れてギリシャでは密航者のトルコへの送還
が始まりました。難民はテロリズムのもう一方の犠牲者ともいえます。
激しくなるばかりのテロリズム。その背景には何があるのか。6月20日の『世界難
民の日』を前に、シリアの専門家、東京外国語大学教授の黒木英充さんと、中東と
アメリカを長年にわたり取材してきたジャーナリスト、読売新聞社の岡本道郎さん
をゲストにお迎えし、AAR理事長の長有紀枝とともに考えます。

◆黒木 英充 氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)
東京大学教養学部卒、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。東京大学助手
などを経て2005年より現職。2006年より同研究所ベイルート研究拠点「中東研究
日本センター」長を務める。主な編著に『シリア・レバノンを知るための64章』
(明石書店、2013年)など。
◆岡本 道郎 氏(読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員)
東京外国語大学アラビア語学科卒。読売新聞社入社後、1990年にテヘラン特派
員として赴任。その後カイロに通算8年半、特派員・支局長として駐在したほか
、ハーバード大学で客員研究員、ワシントンDCではアメリカ総局長として勤務。
国際部長、編集局次長を経て現職。著書に「ブッシュvsフセイン」(中公新書
ラクレ)。
◆長 有紀枝(AAR理事長・立教大学大学院教授)
1990年よりAARで旧ユーゴスラビアなど紛争下での緊急人道支援や地雷対策
、地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)の地雷廃絶活動等に携わる。現在AAR
理事長、立教大学大学院教授、JPF理事等を務める。

【日時】2016年6月14日(火)午後6時30分―午後8時30分
【場所】共同通信会館 (東京都港区虎ノ門2-2-5)
銀座線「溜池山王」駅徒歩4分ほか
【参加費】1.500円(当日お支払ください・要事前申込み)
【主催】AAR Japan[難民を助ける会]
【お申込み】お電話(03-5423-4511)
または以下からお申込みください
http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2016/0614_2026.html