CanDo連続勉強会・東京・5月31日・第3回

□ CanDo連続勉強会・東京・5月31日・第3回 □

【CanDo連続勉強会・東京】5月31日:第3回:ムインギの小学校、住民参
加による教室建設

【共通テーマ】
ケニアの人々—その抱える課題と参加型開発の役割

【勉強会の趣旨】
(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、1998年よりケニア共和
国の半乾燥地である東部州ムインギ東県で、地域に住む人たち自身が考え、その行
動によって、暮らしがより豊かに変わることをめざして、暮しの基盤となる教育・
保健・環境保全の3つの分野で開発協力の活動を行なっています。

毎年好評いただいている連続勉強会を、本年も実施します。本勉強会では、当会代
表の永岡宏昌が、ケニアの人々が抱える課題について、歴史的経緯をふまえて紹介
し、解決に向けた人々の取り組み、CanDoの活動の成功・失敗の事例を通して
、外部者による協力の可能性について考えていきます。

【第3回:ムインギの小学校、住民参加による教室建設】
ケニアの「教育」のうち、小学校・幼稚園(フォーマル教育)について考えます。
まず、植民地化と西洋近代教育、独立からの全ての国民への教育の普及の進展と後
退、現在の教育制度の概要を紹介します。

そして、当会が1998年から関わってきたムインギ東県での10年間の教育の変
化、教育への保護者の関わり方、母語であるカンバ語・スワヒリ語・英語を織り交
ぜた授業の様子のビデオなどを紹介します。

また、当会は、これまで地域の48小学校で保護者とともに61教室をつくりまし
た。近年ムインギでは、子どもたちにとって小学校に通うことが大変だった遠隔地
に、住民の努力で新たに小さな公立小学校が設立されています。これら、設立まも
なく、これから住民自身によって教室の建設を続けていくことになる小学校への協
力を行なっています。

ひとつの教室をつくることは、住民にとっても、当会にとっても、大変な仕事です
が、事業の焦点は、住民が事業を通じて様々な能力を向上させ、将来にわたって自
分たちで教室をつくり続けていけるようになることです。そのためには、住民が、
計画をたて、みんなで合意し、実行に移していく力、地域にある建設に使える資材
を見極める力、建設工程全体への理解、資材・資金の管理、建設職人の適正報酬で
の雇用と監督など、様々な能力を高めていくことが重要です。そして、実際の活動
のなかで、課題に遭遇して、自分たちで課題の分析と解決策を話し合い、合意を形
成していく成功体験が、また、重要だと考えています。

当会の事例をもちいて、住民参加の意義について検討したいと思います。

【開催日時】
2012年5月31日(木)19:00〜21:00

【開催場所】
JICA地球ひろば セミナールーム403
東京都渋谷区広尾4丁目2番24号

http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
交通機関:東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(3番出口)徒歩1分

【参加費】
資料代として1回500円。ただし、CanDo会員は無料。

【各回のテーマ・開催日】
第1回:5月17日(木):ケニアの植民地化と民族問題、大統領選挙にむけて
第2回:5月24日(木):ムインギの人々の生活と援助、CanDoの関わり方
第3回:5月31日(木):ムインギの小学校、住民参加による教室建設
第4回:6月22日(金):エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ
教育
第5回:6月29日(金):ムインギの小学校でのエイズ教育・早期性交渉予防研

【永岡宏昌略歴】
・1998年よりCanDo代表、1年の半分を事業責任者としてケニアで暮らす
・2000年〜現在:早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)の授業を担当
・2005年〜2008年:日本福祉大学で教育協力論の授業を担当
・2009年〜現在:明治学院大学で\\\”Aid and Developmen
t\\\”の授業を担当

【申込方法・申込先】
以下の参加申込書にご記入のうえご返送ください。
Eメール: tokyo@cando.or.jp  担当者: 久保内

【主催】
(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)
web site: http://www.cando.or.jp/

********参加申込書*********
CanDo連続勉強会に以下のとおり参加を申し込みます。
□第3回のみ参加を申し込みます。
□第3回以降の全ての勉強会に参加を申し込みます。
お名前(ふりがな):
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会員・非会員の別:
ご連絡先:
Eメール:
参加を希望する理由:
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