【JICA地球ひろば】9/21(水)地雷セミナー

□ 【JICA地球ひろば】9/21(水)地雷セミナー □

【JICA地球ひろば】人間の安全保障展関連セミナー
「地雷のない世界をめざして」

地上または地中に設置され、
人や車両の接近や接触によって爆発して危害を加える兵器
「地雷」。
その残虐性、残存性、無差別性から
「悪魔の兵器」と呼ばれています。

いまだ世界の約80の国や地域には多くの地雷が埋まっており、
その埋設数は、各国政府、国際機関により様々ですが、
6000万個とも1億個ともいわれています。

1999年発効のオタワ条約以降、
地雷を取り巻く世界の環境は少しずつ改善されてきましたが、
今なお、世界のどこかで毎日誰かが地雷の被害にあっている
現状があります。
被害者の80%が非戦闘員で、約4分の1は14歳以下の子どもといわれています

JICA地球ひろばの基本展示、
人間の安全保障展「世界の幸せと悲しみ」では
地雷の模型を展示していますが、子どもが興味を引き、
思わず触ってしまいそうな形の地雷もあります。

そのような危険や恐怖と隣り合わせの環境をなくすため、
国や国際機関、NGO、民間企業は地雷の除去を行っています。

しかし、1個数ドルで生産でき、
1分間に1000個以上が散布されてきた地雷。
除去作業にもかかわらず、新たに埋められる地雷。
手作業での除去作業は危険をともない、
また莫大な費用と時間がかかります。
除去作業中に地雷の犠牲になる人も少なくありません。
そんな中、地雷を撤去するロボットや地雷除去機などが開発され、
今では広く実用化されています。

本セミナーでは、地雷除去の現場で長年活躍されてきた、
中込 璋氏と標 昌充氏のお二人を講師に迎え、
「地雷のない世界」のために、
現場ではどのようなことが行われてきたのか、
そして地雷除去活動の最新情報や今後の課題などを踏まえて
お話いただきます。

【プログラム内容と講師】

(1)「地雷ゼロを目指そう—罪なき子どもたちのために—」(40分)
講師:中込 璋(なかごめ あきら)氏(個人コンサルタント)

(2)「アンゴラ最新地雷除去活動について」(40分)
講師:標 昌充(しめぎ まさみつ)氏(個人コンサルタント)

(3)質疑応答(30分)

対象:ご興味のある方ならどなたでも
定員:50名
参加費:無料
関連サイト:
http://www.jica.go.jp/hiroba/event/201109.html#a01-921-01

日時:9月21日(水)18時30分から20時20分
場所:JICA地球ひろば 1階 市民のひろば
住所:東京都渋谷区広尾4丁目2番24号
会場への行き方:東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(出口3)徒歩1分
地図:http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
主催:JICA地球ひろば
申込:下記まで電話またはEメールにて、
お名前、連絡先・ご所属をお知らせください。
上記関連サイトからもお申込みいただけます。
問合・申込先:JICA地球ひろば 地球案内デスク
tel:0120-767278
e-mail:chikyuhiroba@jica.go.jp