連続公開セミナー「食べものの危機を考える」

□ 連続公開セミナー「食べものの危機を考える」 □

連続公開セミナー「食べものの危機を考える」2014年度 第1回
 「なぜ今、国際家族農業年なのか?」
講師:M.チャールズ・ボリコ氏
(国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所長)

【日時】 2014年10月2日(木)18:30〜20:30(開場18:15)
【会場】 明治学院大学白金校舎 3号館地下1階3102教室
     アクセス 
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane/
     (JR品川駅・目黒駅よりバスで約10分、東京メトロ白金高輪駅、
     白金台駅、高輪台駅より各徒歩約7分)
【参加費】500円(共催団体会員、明治学院大学関係者は無料)
【申込み】(特活)ハンガー・フリー・ワールド 担当:西岡
     info@hungerfree.net

今年は、国連が定めた国際家族農業年。
FAO日本事務所のウェブサイトによれば、食料不安に苦しむ人々の70%以上
が、アフリカ、アジア、中南米、中近東の農村部に住んでいます。
彼らのうち特に小規模な農家が、天然資源、政策や技術へのアクセスが不十分
な「家族農家」です。彼らは、適切な政策環境が効果的に整えられれば、
直ちに生産性を向上できる可能性を持っており、飢餓や貧困の緩和、食料安全
保障と栄養の提供、農村地域での持続可能な開発などを達成する上で、実は
重要な役割を果たし得る人びとでもある、というのです。
 (「国際家族農業年について」
 http://www.fao.or.jp/publish/392.html)
家族農業が持つこれらの重要な役割に、世界の注目を集めるために定められた
のが、「国際家族農業年」です。
これまで「”悲惨な生活を送っている”ので支援が必要」、とされてきた途上国の

貧しい家族農家に、本当にそんな力があるのでしょうか?
FAO駐日連絡事務所のチャールズ・ボリコ所長に、コンゴ民主共和国で育った
ご自身の体験を踏まえて、家族農業の可能性と家族農業年の意義について
話してもらいます。

一緒に話を聞いて、質問しましょう。
※使用言語:日本語(一部英語。その箇所は通訳を用意します)