原発訴訟をとおして考える区域外避難の人権

□ 原発訴訟をとおして考える区域外避難の人権 □

5年前に起きた福島第一原発事故では、子どもへの健康不安などから、政府による
避難指示区域以外の区域からも多くの人が、東京や関西など全国各地に避難してい
ます。こうした区域外避難者は、東電からの賠償金はほとんどなく、生活の困窮や
家族離散、世間の無理解からくる誹謗中傷などに耐える生活を余儀なくされていま
す。
他方で、区域外避難者は、現在、災害救助法に基づき応急仮設住宅(みなし仮設住
宅も含む)が無償で提供されていますが、政府はこの応急仮設住宅の無償提供期間
を2017年3月末までで終了するとの閣議決定を行いました。このままでは、多
くの区域外避難者は、事実上望まない形で避難元への帰還を余儀なくされることに
なります。
この企画では、2人の区域外避難者を呼び、二重生活による生活の困窮などの区域
外避難者の現状と、「住宅問題」についてのお話し、訴えをいただきます。さらに
、弁護士からは、訴訟の現状などを報告いたします。皆様のご参加をお待ちしてい
ます。

【日時】2016年3月24日18時半〜20時半(18時15分 開場)
【場所】青山学院大学 総研ビル(14号館) 8階 10会議室
【スピーカー】
・森松 明希子(もりまつ・あきこ)氏
福島県郡山市在住中に東日本大震災に被災。2011年5月から、大阪市へ母子避難。
原発賠償関西訴訟原告団代表。
・鴨下 裕也(かもした・ゆうや) 氏 
福島原発事故後、福島県いわき市から東京都に避難。福島原発被害東京訴訟原告団
長、ひなん生活をまもる会代表
・中川 素充(なかがわ・もとみつ) 氏
弁護士。福島原発被害首都圏弁護団共同代表。東京弁護士会所属
・中島 宏治(なかしま・こうじ) 氏
弁護士。原発賠償関西訴訟弁護団。ヒューマンライツ・ナウ会員。大阪弁護士会所
属。
・吉田 悌一郎(よしだ・ていいちろう) 氏
弁護士。福島原発被害首都圏弁護団。ヒューマンライツ・ナウ会員。東京弁護士会
所属。

【参加費(資料代)】500円
【申込み方法】事前申込制。
参加申込フォームよ(https://goo.gl/CdvzOC)り、お名前、ご連絡先をご記入の
上、お申込みお願いします。
※上記参加フォームからの申込が出来ない場合は、HRN事務局(info@hrn.or.jp)
へ、件名を「3/24原発訴訟イベント参加希望」として、お名前、ご連絡先をご送信
下さい。
※当日参加も受け付けておりますが、人数把握のためできる限り事前のお申込みに
ご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。
【主催】認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ/青山学院大学人権研究会
【お問い合わせ】
認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局 (担当:牧)
TEL 03-3835-2110 FAX 03-3834-1025
Mail info@hrn.or.jp WEB http://hrn.or.jp