イスラエルパレスチナ問題をイスラエル社会から考える

□ イスラエルパレスチナ問題をイスラエル社会から考える □

イスラエル・パレスチナ問題は、ユダヤとアラブの対立と位置付けられることが
非常に多いように見えます。しかし、この問題はイスラエルの国内問題と密接に
結びついている側面があり、それを解決するには、イスラエルにいるユダヤ人の
間に存在する様々なぶつかり合いを緩和していく必要があると思われます。
例えばその一つは、ヨーロッパ系ユダヤ人と中東系ユダヤ人の間にある争いと隔
たりで、後者はイスラエル社会の構造によって抑圧され続けているといわれてい
ます。生活の困難や貧困に直面しているユダヤ人口の過半数が中東系である一方、
政治や教育システムではヨーロッパ系が優遇されてきた歴史があります。
今回のイベントでは、イスラエル社会の階級的構造を分析し、アラブ系ユダヤ人
とパレスチナ人が文化を共有しているにも関わらず、目に見えない壁によって繋
がりづらくなっている実態に、当事者や研究者の目線から迫ります。
中東系ユダヤ人と、パレスチナ占領を持続させているイスラエルの社会構造を
研究している戸澤氏、現地で平和運動のための活動をしている井川氏(モロッコ
系ユダヤ人とのハーフ)との対談を通して、イスラエル・パレスチナ問題の根源
的原因を考察します。奮ってご参加ください。
■報告者:井川翔
(Eastern Mennonite University, Center forJustice and Peacebuilding 修士)
日本人の父とモロッコ系ユダヤ人の母を持ち、米国で育った。
何千人もの命を奪う相次ぐガザ戦争をきっかけとし、平和運動に参加するに至る。
今では、主にCenter for Jewish NonviolenceとIfNotNowという活動家集団に
て活動を行っている。
■報告者:戸澤典子
(東京大学大学院総合文化研究科 国際社会科学専攻修士)
2009年社会人として大学進学。在学中の2012年夏、留学先のイギリスからイスラエ
ル・パレスチナを旅行で訪れ、そこで初めて分離壁に隔たれたパレスチナの状況を
目の当たりにし、強い衝撃を受ける、以後、イスラエル入植政策とイスラエル社会
を研究テーマに大学院で研究を続ける。
■参加費:1,000円
■定員:30名余
■申込先:下記URLからお申込みください。
http://www.ngo-jvc.net/jp/event/event
2017/03/20170322-palestine-event.html
■問合せ先:担当:井川、戸澤
E-mail:palestineisraelmizrahim@gmail.com
電話:03-3834-2388
FAX:03-3835-0519