□ ESG開示ESG投資をめぐる国際的動向と日本の課題 □
日本では、2015年、年金積立金管理運用独立行政法人が国連責任投資原則(PRI)
に署名、2014年の日本版スチュワードシップ・コード策定、コーポレートガバナ
ンスコード運用開始と併せ、投資家がESG(環境・社会・ガバナンス)課題を意
識した投資を行い、適切な開示を求める機運が高まりつつあります。世界をみる
と、英国では現代奴隷法が、強制労働や人身取引を防止する取り組みに関する開
示を強く求める法制度として誕生、他のEU諸国もEU非財務指令を受けて相次いで
非財務情報開示を国内法化する等、 ESG投資と非財務情報開示は日本より格段に
進んでいます。
本セミナーでは、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウがESG開示に関する提言意
見書を公表するのに合わせ、ESG課題の議論の先端で活躍される専門家をお呼び
し、日本におけるESG開示と投資の現状及び課題について議論致します。
(株)りそな銀行の松原様には、投資家の立場から見たESG開示の現状と課題、
エンゲージメント等の投資家の行動の現状をお話しいただき、ロイドレジスター・
ジャパン(株)の冨田様からは国内外の企業の非財務情報開示に関する先進事例を
ご紹介いただき、今後日本のESG開示・投資がどうあるべきかを議論したいと考え
ております。
サプライチェーンで相次いで発覚する過酷な労働、企業のセクシュアルハラスメン
トの甘さ等、企業を取り巻く人権等社会課題が問題となっている昨今、是非長期的
な視野に立ったイニシアティブが社会の中から生み出されることを期待したいと考
えております。
この問題に関心を寄せられる企業、投資家、市民の方々の積極的なご参加を心より
お待ち申し上げております。
概要
【日時】2018年5月22日(火) 18時半〜21時 (開場18時)
【会場】聖心女子大学4号館3階 ブリット記念ホール
(東京都渋谷区広尾4-3-1 アクセスはこちら)
【参加費】一般 2,000円 / 企業関係者 2,500円
(資料代込。※なお、HRNの提言書はこちらに掲載しております。提言書は配布
致しませんので、当日資料をご希望の方は、5月19日(土)までにお申込をいた
だいたうえで、提言書代として、800円追加でお支払いをお願い致します)
参加をご希望の方はメール(event@hrn.or.jp)宛に、件名を「5/22ビジネスと
人権セミナー参加希望」として、お名前、ご所属(任意)、ご連絡先、どちらで
当イベントをお知りになられたかを明記の上、お申し込みください。
イベントの詳細はこちら:http://hrn.or.jp/news/13852/