□ ロヒンギャ難民100万人は今?大量流入から3年 □
ミャンマー西部で暮らしていたイスラム少数民族ロヒンギャの人々が激しい武力弾
圧を逃れ、隣国バングラデシュに大量流入して間もなく3年。累計100万人のロヒン
ギャ難民は本国帰還の見通しもないまま、約85万人が超過密な難民キャンプでの生
活を余儀なくされています。そして今、その難民たちを襲っているのが、新型コロ
ナウイルス感染拡大の危機です。
ARR Japan[難民を助ける会]は2017年11月に現地で人道支援活動を開始し、水・
衛生分野、および子どもや女性のプロテクション(保護)の分野で支援事業を実
施してきました。武力弾圧が発生してちょうど3年となる8月25日を前に、ロヒン
ギャ難民キャンプの現状、AARの支援活動、コロナ感染拡大の影響、国際法廷での
真相究明、日本外交の立ち位置など、人道支援の現場から国際社会の動向まで、
「ロヒンギャ難民100万人の今」を複眼的にとらえ、私たちに何ができるかを皆さ
んとともに考えるシンポジウムを開催いたします。
報告会では、AARバングラデシュ・コックスバザール事務所の新旧駐在員の報告に
加え、ビルマ/ミャンマー研究の第一人者である上智大学の根本敬教授(ビルマ
近現代史)、国連世界食糧計画(WFP)元アジア地域局長の忍足謙朗AAR常任理事
にコメンテーターとしてご参加いただきます。また、AARの支援者であるデヴィ・
スカルノ夫人が昨年9月、ロヒンギャ難民キャンプの視察に訪れた際の動画を上映
いたします。
詳細・申し込みはこちら(Peatixを利用しています)
https://peatix.com/event/1558710
490名(先着順、要事前申し込み)
※申し込み締め切り:8月21日(金)午後2時
※ZOOMを利用します