□ 『SDGs大学』未来のための移民理解講座(全3回) □
今日コンビニで接客してくれた店員さん、外国人ではありませんでしたか?
最近は、外国人を見ない日はありません。日本の移民受け入れ数は今や世界第4位
となり、総人口に占める外国人労働者の割合も2%を超えました。食料品・製造業
の従業員の外国人比率は9.8%と10人に1人が外国人労働者です。
今後さらに少子高齢化が進んで労働人口が激減する日本。移民の受け入れは急務な
のです。ですが、外国人にとって日本は働く場所として魅力的とは言えません。
理由の1つは、暮らしやすい環境が整っていないこと。働く環境も整っていません
。もう1つの理由は、日本の先進国としての魅力が目減りしていることです。
もしあなたが外国人だったら働く環境が整っていなくて、今後の成長も期待できな
い国を選びますか? 経済成長が著しい中国や、公的に多文化共生政策を打ち出す
オーストラリアやカナダの方が魅力的なのではないでしょうか。
外国人労働者が来なくなると、日本の将来はどうなるでしょうか? コンビニは人
が足りなくなり、若い労働力の減少で国内の産業は一気に衰退していきます。介護
施設で働く移民がいなくなれば、私たちは親を施設に預けることができず、仕事を
続けていくことができません。
こうならないためは、移民が安定して住居を確保でき、生き生きと働けて、子ども
を安心して学校に行かせらえる環境づくりが必要なのではないでしょうか。優秀な
人材が集まれば、少子高齢化に苦しむ日本の経済社会を救ってくれるかもしれませ
ん。
ただし移民はただの労働力の穴埋めではありません。これからの日本を形作ってい
く地域社会の一員なのです。
表面化しつつある「移民問題」へアプローチする第一歩として、ganas主催の『SD
Gs大学』に参加してみませんか?
第3期となる『SDGs大学』では、最前線で移民問題に取組む産官学に精通した3人
の専門家から直接お話を伺います。SDGsの「ゴール4:質の高い教育をみんなに」
「ゴール5:ジェンダー平等を実現しよう」「ゴール8:働きがいも経済成長も」
の側面から「職場」、「学校」、「家庭」の課題とあるべき未来の姿を本格的に
学びます。
【プログラム】
第1回「日本女性の社会進出の裏で、外国人家事労働者が活躍!? 専門家が語る
現状と課題」
日時:9月26日(土)14:00?17:30
講師:伊藤るり氏(津田塾大学 総合政策学部 総合政策学科 教授)
第2回「日本は移民にモテなくなる?統計と事例から見る受け入れ体制の課題?住
居環境の労務環境編?」
日時:10月2日(金)18:30?21:30
講師:後藤 裕幸氏(GTN:グローバルトラストネットワークス代表取締役社長)
第3回「日本で暮らす移民の子どもの7人に1人が学校に行けていない?! 必ず
ぶつかる学校問題と教育の現場」
日時:10月17日(土)13:30?17:00
講師:小島祥美氏(東京外国語大学 多言語多文化共生センター/准教授)
【会場】オンライン開催(Zoomを使用)
*ZoomのURLは、前日までに参加者の皆さま宛にお送りいたします。
【定員】各回、限定36名(先着順)
【参加費】
<1日券>社会人:3000円/学生:2000円
(早割:500円引/友達割:300円引/『ganasサポーターズクラブ』割:1000円引
)
<3日券>社会人:7000円/学生:5000円
(早割:1000円引/友達割:700円引/『ganasサポーターズクラブ』割:2000円引
)
【お申込み方法/締め切り】
Peatixのこちらのページ(https://peatix.com/eve
nt/1627027/view)からお申し込みください。お申し込みはご入金をもって完了し
ます。
*9月24日(木)23:59まで。(「早割」は9月19日まで)