コンポストで国際協力 ウユニで家庭ごみを堆肥に!

□ コンポストで国際協力 ウユニで家庭ごみを堆肥に! □

6/12 【コンポストで国際協力】ウユニで家庭ごみを堆肥に変える! ?南米ボリビ
アで活動するフリーランスのコンポストアドバイザーの講演会?

南米ボリビアのウユニ塩湖といえば、多くの日本人にとって「憧れの行き先」のひ
とつ。湖面に薄く張った水を鏡にして撮った「フォトジェニックな光景」が頭から
離れず、コロナが収束したら行きたい!とウズウズしている人も少なくないと想像
します。
でもご存じですか? ウユニ塩湖を擁するウユニ市がいま、深刻な環境汚染に悩ま
されていることを。ごみ捨て場(最終処分場)に集めたごみが、太陽や雨で風化し
、風で飛んで、幹線道路の近くまで散らばっていることを。
そんなウユニを何とかしようと立ち上がったのが、国際協力機構(JICA)の援助の
もと廃棄物研修を日本で受講したボリビア人たちです。その名も「ECOTOMODACHI」
。2017年度からボリビア各地で、ごみの3R(リデュース、リユース、リサイクル)
を普及させるプロジェクトを実施してきましたが、2020年度の活動場所として選ん
だのがウユニだったのです!
活動の名前は「持続的なウユニプロジェクト」。コンポスト(堆肥)やバイオ無水
トイレを普及させるための研修をウユニ市で実施しました。
このプロジェクトに、「家庭用コンポスト」の講師としてかかわった日本人が、今
回の講演会に登壇する城井香里さんです。
城井さんは、ボリビア各地を飛び回るフリーランスのコンポストアドバイザー。青
年海外協力隊(ボリビア、環境教育)のOGでもあります。
城井さんは言います。
「ウユニの美しい自然を守れるかどうかは、政策にかかっているのではありません
。ごみを出す私たち一人ひとりの責任にかかっています!」
コンポストアドバイザーとして城井さんが目指すのは、台所から出る生ごみを各家
庭でコンポストにし、それを庭の木や植物に使うサイクルを作ること。2020年度の
1年間で延べ106人のウユニ市民に、高倉式コンポストの発酵液を作る実習などをし
ました。
城井さんによると、ボリビアには「地球の権利の法律」という珍しい法律があるそ
うです。そこには、地球で生きる人間として原点を考えさせられる下の一文が入っ
ています。
「地球には、生き物、生物多様性、水、きれいな大気をもつ権利がある。人間はそ
れを尊重し、自然と調和しなければならない」
さあ、皆さん、城井さんのお話を生で聞いてみませんか?
城井さんのお話は大きく3つに分類できます。
?持続的なウユニプロジェクトのひとつである「家庭用コンポスト」について
?ウユニをはじめボリビアのごみの状況
?フリーランスで国際協力する城井さんの生き方
「コンポスト×国際協力」「フリーランスのコンポストアドバイザー」「ボリビア
・ウユニのごみ問題」に興味がある方には、とくにおススメの講演会です。オンラ
イン(Zoom)で開催しますので、世界中のどこからでもご参加できます。
*このイベントは、ganasが現在開講中の「グローバルライター講座」のアク
ティビティのひとつである「模擬記者会見」です。今回は特別に、受講者以外の方
にも公開します。オブザーバーとしての参加となるため、質問はできません。ご容
赦ください。

【登壇者】
城井香里さん(フリーランスのコンポストアドバイザー)
ボリビアとかかわって7年。いまはボリビアから日本に一時帰国中。福岡で地方公
務員だった2014年(38歳のとき)、休職して青年海外協力隊に参加。ボリビア東部
のサンタクルス県で環境教育を2年間する。その後、退職。現在はフリーランスの
コンポスト(堆肥)アドバイザーのほか、日本語オンライン教師、タイ古式マッ
サージセラピストと“3足の草鞋”を履く。YouTubeチャンネル「ボリビアのきー
ちゃん」も好評。
【日時】
2021年6月12日(土)20時?22時30分
【会場】
オンライン(Zoomを使います)
【定員】
70人(先着順)
【参加費】
・社会人 1000円(税込み)
・学生 500円(税込み)
・ganasサポーターズクラブのパートナー/サポーター:無料
【申し込み方法】
下のPeatixのページからお申し込みください。お申し込みはご入金をもって
完了します。定員に達した時点で締め切らせていただきます。
https://20210525ganas-evnet.peatix.com/view
【主催】
特定非営利活動法人開発メディア(ganasの運営団体)