参加型質的評価手法MSC中級研修:カスタマイズ編

□ 参加型質的評価手法MSC中級研修:カスタマイズ編 □

これまで参加型・質的評価手法であるMSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ
)入門研修を何度か行ってまいりました。今回、MSC実施の留意点の一つである、
プロジェクトにあわせてMSCを基本設計する技術の習得を目的とした、中級?:カ
スタマイズ編を開催いたします。現場でMSC実施を前提とした実践的な内容です。
http://blog.livedoor.jp/sankagatahyouka/archives/10424731.html

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加
型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を
用いず、現場から「重大な変化」を集めて「最も重要な変化」を選択することが
基本的流れです。人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析がで
き、学習や改善を促進する特徴があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。
https://pecenter.jimdofree.com/参加型評価とは/most-significant-change/

(1)日時:2021年9月18日(土)14:00-15:40(日本時間)
(2)場所:Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついた
PCと安定したインターネット環境が必要です(スマホやタブレットでもアプリを
ダウンロードすれば参加できますが、PCをお勧めします)。配布資料は事前にE
メールでPDFファイルをお送りします。
(3)こんな方にお勧めします:MSC入門研修を受講した方が望ましいですが、
受講がなくても参加できます。中級編?(インタビュー編)に関しては、参加して
いてもいなくても結構です。
(4)セミナーのねらい
・MSC実施に必要な、評価対象のプロジェクトに合わせて、MSCの基本設計をカス
タマイズする(評価目的の設定、参加する関係者の選択、設問の設定など)能力
の習得を目指します。
(5)プログラム(予定)
・講義:MSC手法のおさらい
・演習:事例に従い対象プロジェクトの把握、評価目的・設問の設定
・演習:データ収集の方法、対象、実施者の選択
・演習 :データ分析の主体、フィードバック方法の議論
・まとめと振り返り
(6)講師:田中 博
一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局
長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了
。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、
環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価フ
ァシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日
本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会など
で評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった
!」源由理子編著(2016)『参加型評価?改善と改革のための評価の実践』晃洋書
房、がある。
(7)受講料:\6,000-(税込み)
(8)申し込み・問い合わせ
・主催:一般社団法人参加型評価センター
https://pecenter.jimdofree.com
・こくちーずでお申し込みください。
https://kokucheese.com/event/index/615606/
・しめ切り:9/13(月)・定員:12名 最少催行人数:4名
・問い合わせ先Eメール:tanaka.pecenter@gmail.com
・個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません。

<参考:MSCができるようになる!研修のラインアップ3本柱>
・MSC入門:初心者向け(100分)
・MSC中級?:質的インタビュー編(100分)
・MSC中級?:カスタマイズ編(100分)→今回はコレ!