参加型評価手法MSC中級研修2:カスタマイズ編

□ 参加型評価手法MSC中級研修2:カスタマイズ編 □

MSC実施の留意点の一つである、プロジェクトにあわせてMSCを基本設計する技術
の習得を目的とした、中級2:カスタマイズ編を開催いたします。現場でMSC実施
を前提とした実践的な内容です。

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型
・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を用い
ず、現場から「重大な変化」を集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的
流れです。人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析ができ、学
習や改善を促進する特徴があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。

https://pecenter.jimdofree.com/参加型評価とは/most-significant-change/

(1)日時:2022年6月4日(土)14:00-16:00(日本時間:要望に応え、時間延長
しました!)
(2)場所:Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついた
PCと安定したインターネット環境が必要です。配布資料は事前にEメールでPDFフ
ァイルをお送りします。
(3)こんな方にお勧めします:実際にMSC評価を計画している方。対象は入門研
修を受講した方(対面、オンラインどちらでも)が望ましいですが、受講がなくて
も参加できます。中級編?(インタビュー編)に関しては、参加していてもいなく
ても結構です。
(4)セミナーのねらい
・MSC実施に必要な、評価対象のプロジェクトに合わせて、MSCの基本設計を適切に
カスタマイズする(評価目的の設定、参加する関係者の選択、設問の設定など)
能力の習得を目指します。これによってMSC評価を効果的・効率的に実施できるよ
うになります。前回研修の報告はこちら。
http://blog.livedoor.jp/sankagatahyouka/archives/10437700.html
(5)プログラム(予定)
・講義:MSC手法のおさらい
・演習:事例に従って対象プロジェクトの把握、評価目的・設問の設定
・演習:データ収集の方法、対象、実施者の選択
・演習 :データ分析の主体、フィードバック方法の議論
・まとめと振り返り
(6)講師:田中 博
一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局
長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了
。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環
境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファ
シリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本N
POセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会などで評
価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源
由理子編著(2016)『参加型評価?改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、が
ある。
(7)受講料:\7,000-(税込み)
(8)申し込み・問い合わせ
・主催:一般社団法人参加型評価センター
https://pecenter.jimdofree.com
・しめ切り:5/28(土)・定員:12名 最少催行人数:4名
・問い合わせ先Eメール:tanaka.pecenter@gmail.com
・こくちーずプロでお申し込みください。送られてくるメール記載の口座に期日ま
でに受講料をお振込ください。
https://kokc.jp/e/06d5d98d0f681c51dd2244fe5af7aa6d/
・個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません。

<参考:MSCができるようになる!研修のラインアップ3本柱>
・MSC入門:初心者向け(120分)
・MSC中級?:質的インタビュー編(120分)
・MSC中級?:カスタマイズ編(120分)→今回はコレ!