□ 気付きと対話による評価MSCフォーラム □
気付きと対話による評価MSCフォーラム
~こども、若者の居場所における変化のエピソードから学ぶ(1/14@オンライン)
貧困や生き辛さを抱えるこどもや若者に、居場所を提供する活動が注目されていま
す。全国に約7,300あるこども食堂は単に食事の提供だけではなく、こどもたちへ
の居場所の提供の側面があります。また生きづらさを抱える若者に演劇など文化・
芸術活動を通じて居場所を提供している活動もあります。
それらの居場所に集まるこどもや若者に、活動によってどのような変化が起こって
いるのでしょうか。自己肯定感やコミュニケーション能力の向上など、数値では測
れない変化をエピソードでとらえる評価手法であるMSC(モスト・シグニフィカン
ト・チェンジ)を通じて見えてきた、こどもや若者、支援するスタッフなどに起こ
った変化を知り、そこから何を学べるかを参加者と一緒に考えていきます。
・MSC手法については、こちらをご覧ください。
https://pecenter.jimdofree.com/参加型評価とは/most-significant-change/
<こんな方におすすめ>
・貧困や生きづらさを抱えるこども・若者に「居場所」を提供する活動を行ってい
る方
・活動によって人に起こる変化は、なかなか数値で測ることが難しいと考えている
方
・「評価」を通じて、成果や課題をわかちあい、学びを深めたいと希望している方
<開催概要>
日時:2023年1月14日(土)14:00-16:00(日本時間)
場所:Zoom(お申し込みいただいた方に参加URLを前日までにお知らせします。)
定員:50名
対象者:どなたでも歓迎
参加費:\1,000-(税込)
主催・事務局:一般社団法人参加型評価センター
申込方法:以下STORESサイトよりお申込み(ご購入)ください。お支払いいただい
た参加費は返却できかねますので、ご了承ください。
https://tanakapecenter.stores.jp
お申込締切:2023年1月12日(木)23:59
問い合わせ:tanaka.pecenter@gmail.com
<プログラム>
1.はじめに:エピソードで変化を知る評価手法MSCとは:田中博(参加型評価セン
ター)
2.対談「こども食堂の現場でどんな価値が生まれているか」:千葉直紀(ブルー
・マーブル・ジャパン三島理恵(全国こども食堂支援センター・むすびえ)
3.報告「若者への演劇プログラムの効果をエピソードで理解する」:板倉哲(青
年劇場)
4.質疑応答
<登壇者(敬称略)>
・千葉直紀(株式会社ブルー・マーブル・ジャパン):発展的評価、社会的インパ
クト・マネジメント、組織診断等を通した社会的事業の開発・改善、組織のマネジ
メント支援が専門。NPO/NGO、民間企業、資金提供組織、自治体等の評価・
マネジメント支援や人材育成、キャパシティビルディング、同分野に関する国内外
の調査を広く行ってきている。日本評価学会、アメリカ評価学会メンバー。認定フ
ァンドレイザー(日本ファンドレイジング協会)、中小企業診断士(経済産業大臣
登録)
・三島理恵(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ):大学卒業後
、国際協力機構に勤務。2009年、設立スタッフとして日本ファンドレイジング協会
に入職し、事業の立ち上げ、広報全般を担うコミュニケーション・ディレクターと
して従事。また、企業、NPO、行政、国際機関などと協働で行っている寄付キャン
ペーン「寄付月間-Giving December-」の立ち上げにも尽力。現在は、企業やNPOの
コンサルタントとして、動物殺処分ゼロ、こども食堂、途上国の女性支援、スポー
ツ選手による社会貢献活動などの事業に携わっている。認定ファンドレイザー。
広島県尾道市在住。
・板倉哲(秋田雨雀・土方与志記念青年劇場):俳優・演出者・ワークショップ講
師。1958年愛知県生まれ。立命館大卒業後青年劇場付属養成所に学び、1982年同劇
団入団。演劇ワークショップはさいたま市若者自立支援ルーム等の定例プログラム
で講師を務める他、中学校・定時制高校の特別講師として授業を担当。都内中学校
や高校の演劇部の指導や大会審査員でも活躍。「人間らしい人間が人間らしくそこ
にいる」演劇を理想とする。
・司会・田中博(一般社団法人参加型評価センター):一般社団法人参加型評価セ
ンター代表理事、日本評価学会認定資格評価士。ヒマラヤ保全協会事務局長として
ネパール農村での参加型開発に関わる。英国サセックス大学国際開発研究所大学院
修了。国際協力機構(JICA)や国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境
省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシ
リテーターを多数行う。
当会によるお知らせページ
http://blog.livedoor.jp/sankagatahyouka/archives/10593692.html
※紹介する事例は国内ですが、MSCは欧米のNGOを中心に国際協力で活用され
ている評価手法です。