国際協力NGO「インパクト評価入門」研修事業

□ 国際協力NGO「インパクト評価入門」研修事業 □

「事業の効果を数字で示すことはできないだろうか?」
「事業の効果を評価する手法を体系的に学んでみたい。」
「事業の効果を計るための統計分析手法にも興味があるが、難しいのは
ご免だ。だれかわかりやすく教えてくれないだろうか(まったく予備知識
なし&完全に専門用語なしで)」

・・・こうした声に応えるために、『インパクト評価入門』を企画しました。
住民のニーズ、今後の抱負、将来の夢や希望。評価はいつもそこから
始まります(それが本来の評価です)。そして、その実現への貢献を
数字で表すことができたらすばらしいですね。その方法を一緒に学び
つつ、限界や効用を議論してみましょう。

事業の効果的な実施や今後の支援者拡大につながる関西では開催
の機会の少ない、貴重な研修です。ぜひ、ご参加ください!!!

開催日=7月21日(木)9時30分から17時、7月22(金)10時から17

※なお、15時から17時の特別講義は自由参加です

参加費=一般4,000円

参加対象=国際協力NGO等の職員でなんらかの評価経験があること、
あるいは評価をしてみたいと考えていること(本研修は類似の研修と
比較し、たいへん廉価となっているため、参加者はNGO/NPOの
方々に限定させて頂きます。)

定員=20名(先着順とさせていただきます。)

申込締切=2011年7月19日(火)

申込先=(一財)国際開発センター業務部(hda@idcj.or.jp)
メールのタイトルを「インパクト評価入門研修申込み」とし、メール
本文に「氏名」「所属先」「役職」「電話番号」「メールアドレス」「特別
講義参加可否)を明記の上、お申し込みください。

会場=pia NPO 6階会議室
http://pianpo.com/acces01.html
大阪市営地下鉄中央線「大阪港」駅4番出口下車西へ200m
〒552-0021 大阪市港区築港2-8-24  TEL06-4395-1123
周辺地図はこちら
http://pianpo.com/acces02.html

<内容>
本研修では、NGO事業の評価に適用可能と考えられる、非常に
簡単なアプローチから、もっとも厳格で客観性が高いとされる方法まで、
3タイプ6種類の手法について学びます。
この研修は、単なる講義ではなく、参加者が電卓をたたいて、紙と
鉛筆を使って記入することを通じて、事業の効果を評価する確かな
技術を学んでいきます。

また、電卓とエクセルを用いた簡単な統計検定についても研修致し
ます。まったくの予備知識なしで参加可能で、専門用語を廃した分かり
やすい説明に徹して行います。
さらに今年度から、アクセスを用いた社会調査データベースの構築
(例:生徒、教員、校長のデータの収集と統合)と、行政データ伝達
システムの構築(村→県→中央へのデータ提出と統合)に関する研修も
実施します。まったくの予備知識なしで参加可能で、専門用語を廃した
分かりやすい説明に徹して行います。

講師=佐々木亮さん
FASIDで『ODA評価者のための評価ワークショップ』講師を長年
務める(2001?2006年)。担当科目は、「ODA評価手法概論」
「ODA評価の歴史と評価論理」「組織評価と戦略策定」「セクター
プログラム評価」ほか。2010年には、カンボジア日本NGOネット
ワーク(JNNC)委託「NGO海外プロジェクト強化のためのアドバイザー」
として派遣されて評価研修を実施した。日本評価学会主催『評価士
養成講座』講師も担当。

現在、(財)国際開発センター主任研究員、立教大学大学院21世紀
社会デザイン研究科兼任講師(評価の理論と実践)。評価学博士。
ニューヨーク大学で公共行政学修士を取得。ウェスタンミシガン大学
評価研究所で学際的評価学博士課程を修了。現在、JICA技術協力
プロジェクトの専門家として、タンザニアの農業セクターにおける
モニタリング・評価システム作りを支援している。

※本研修は2008年、2009年、2010年と3回、東京にて実施しまし
たが、参加された方々より好評をいただきましたので、今般初めて、
大阪にて実施いたします。