国際NGO評価最前線〜行動変容を測る参加型手法

□ 国際NGO評価最前線〜行動変容を測る参加型手法 □

欧米の国際協力NGOはプロジェクト評価の豊かな経験を持っており、
理論や手法の研究も盛んです。近年、目標達成度の確認に偏りがちな
ログフレーム(LFA)の弱点を補うために、プロジェクトによる社会
や人々の変化のプロセスを測り、学びと改善に繋げていく参加型手法
が開発され活用されています。

6月に英国NGO、INTRAC主催の「第7回NGOモニタリング評価国
際会議」がオランダで開催され、南北のNGO・コンサルタント・国際
機関から170名が出席しました。唯一の日本人参加者の発表者は世界
中のNGO等が発表した「学びとアカウンタビリティの両立」や「複雑
な社会変化とインパクト評価」、「評価と能力開発」等の実践成果を
共有して帰国しました。これら最新課題を報告するとともに、
Outcome Mappingと並び国際NGOで広く活用されているといわれる
Most Significant Change(参加型で行動変容を測る手法)を紹介し、
ロールプレイで体験します。

【日時】2011年8月27日(土)14:00〜17:00(終了後、懇親会)
【場所】明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン10階310L教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
【発表者】田中 博
(参加型評価ファシリテーター・NPO法人ヒマラヤ保全協会監事)
【参加費】無料
【問い合わせ・申込】8月25日までに参加型評価に関する研究分科会
の田中(nepalippine@gmail.com)にメールいただくようお願いし
ます。日本評価学会の分科会ですが、一般の方も参加できます。