ロヒンギャ難民危機から5年―世界の医療団の活動

□ ロヒンギャ難民危機から5年―世界の医療団の活動 □

ミャンマー西部ラカイン州に暮らす少数派のイスラム教徒であるロヒンギャ。
2017年8月25日以降、彼らが迫害を逃れて隣国バングラデシュに一斉避難し、”世
界最大の難民危機”とまで呼ばれたときからもうすぐ5年が経ちます。
危機発生直後の2017年9月から難民キャンプで支援を続ける世界の医療団は、
これまでの活動を振り返るオンラインイベントを開催します。
本イベントでは、ロヒンギャを取り巻く難民問題について解説し、世界の医療団に
よる活動の歩みをロヒンギャの声を交えながら報告します。避難した70万を超える
ロヒンギャの多くはいまだバングラデシュのコックスバザール近郊の難民キャンプ
にとどまり、その生活は長期化しています。
就労や教育の機会を奪われ、移動の自由すら制限される人々。
私たち世界の医療団は、そのようなロヒンギャの人々を医療保健につなげる活動を
しています。
また、難民キャンプ内だけでなく、難民を受け入れている周辺コミュニティ(ホス
トコミュニティ)も支援しています。
そして、当事者である人々をボランティアとして育成し、彼らと協働しながら、改
善に向けて取り組んでいます。
あるロヒンギャ難民の青年は言います。
「国際社会のみなさん、私たちロヒンギャコミュニティの声を聞いてください。キ
ャンプを見て、状況を見てください。私たちがこの狭いスペースで、どのようにし
て暮らしているのかを。コロナ禍にあっていかにここでの生活が厳しいものか、難
民キャンプの仮の住居で、密な居住空間で、私たちロヒンギャが難民としてどう一
日一日を生き延びているのか、国際社会に伝えてください。一日も早く母国への帰
還が実現するように」
ロヒンギャ自身の声、現場からの報告をぜひお聞きください。このイベントが、今
、同じ時代に生きるロヒンギャ難民に思いを馳せるきっかけになることを願ってい
ます。
お申し込みはこちらから:
https://www.mdm.or.jp/news/24688/

■開催について
日時:2022年8月18日(木)19時00分-20時20分
*18時50分より入室できます
参加費:無料
*途中参加・退出、いずれも可能です
*現地とオンラインでつなぐ場合は、通信状況が悪い場合があることをご了承くだ
さい
■プログラム
*プログラムは変更になる可能性がございます。予めご了承ください
● ロヒンギャを取り巻く情勢について/ロヒンギャの声
 プロジェクト・コーディネーター 中嶋 秀昭
● 世界の医療団の活動について
 メディカル・コーディネーター/看護師 木田 晶子
● ロヒンギャ難民についてのインタビュー、質疑応答

■お申し込み、詳細
https://www.mdm.or.jp/news/24688/

定期開催「国際協力のカギ 『調査運動』を考えよう」

□ 定期開催「国際協力のカギ 『調査運動』を考えよう」 □

 SDGs、エコなどよりよい社会を作るためのたくさんの方法がTVやスマホを
通じて流れてきます。しかし、これらが「運動」という観点から語られることはほ
とんどありません。「自分にできることは何だろう?」と考えることはすべての出
発点ですが、個人、学校、企業、国と、それぞれがバラバラに「自分にできること
」をやっているだけで、果たして私たちは生き延びられるのでしょうか。「資本主
義」とは違う、世界のみんなで「生き合う」ための新しい軸、「運動」という仕組
みを使って、「自分にできることから」を「みんなでやろう」に変換すれば、でき
ることは何倍にも広がります。でも、具体的にどうやったらいいのだろう? 19
48 年以降、働く人たちの社会運動を推進してきた(公社)国際経済労働研究所
が、「運動」を使った国際協力の方法、そのなかでも単なる「調査」ではない「調
査運動」の活用方法を提案します。これまで数回実施してきた内容に実務面での情
報をプラスし、パワーアップして毎月定期開催します。ワークもありますので双方
向に会話しながら楽しく学べます。

■開催予定と申込フォーム
・2022年8月6日(土)13:30~15:00
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=9506782851314260&EventCode=P3557
91603
・2022年9月3日(土)13:30~15:00
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=9506782851314260&EventCode=66706
12535
以降、10/1、11/12、12/3実施予定。準備が整い次第ご案内します。
■実施方法:Zoom(参加者にURLをお送りします)
■費用:770円(税込)
 ※セミナー費550円、支払システム利用料220円
 ※コンビニ、ペイジー払い可
■定員:20名程度

■お問合せ
(公社)国際経済労働研究所 吉浜智美
yoshihama@iewri.or.jp
03-3760-1039(研究所)
090-1242-1058(当日連絡)
https://www.iewri.or.jp/index.html

【参加者募集】納涼!オンライン交流会2022

□ 【参加者募集】納涼!オンライン交流会2022 □

今年5月から始まったオンラインイベント2022の第3弾は、オンラインでオイスカの
支援者の皆様が集う交流イベントを開催します。暑い時期ですので、それぞれ自由
に冷たい飲み物を飲んだり、食事したりしながら、気軽に交流をしてみませんか?
”国際協力”、”環境問題”などの話題にとどまらず、世代や地域を超えて、ざっ
くばらんに、”ワイワイガヤガヤ”、興味があることを語り合いながら、つながり
を深めましょう!!
当日は、オイスカの東京本部、国内外の研修センターや事業スタッフなども参加予
定です!お楽しみに!!ご参加お待ちしています!
お申し込みはこちらから↓※今回のお申し込みはPeatixチケットではありません。
https://forms.gle/WQ73iNX1qj24Hk2AA

開催日程:2022年7月23日(土)19:00 ~ 20:30
対象者:?オイスカ会員・サポーター、?「子供の森」計画支援者、?今までオイス
カ活動にご寄附を頂いた方(募金・物品など含む)、?オイスカ主催の国内外・
各種ボランティア活動に参加した方、のいずれかに該当する方。
「オイスカ支援者対象」のイベントです。対象の方であれば、世代や地域を問わず
、どなたでもご参加いただけます。
参加費:無料
※先着順となりますので、お早めにお申込みください。
※空席がある場合、お申し込みの締め切りは、7/23(土)の17:00までです。
イベントの内容:●Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、少人数のグループに
分かれての交流を予定しています。●参加者同士や、オイスカ関係者とのつながり
を深めるのが目的のイベントです。このイベントは、飲み物を片手におしゃべりを
する、気軽な交流の場です。
※内容は変更になる可能性もございます。※このイベントは録画はしません。
開催方法:オンライン開催(ZOOM)
※お申し込み頂いた皆様には、後日ZOOMのURLをメールにてお送りします。

お申し込み方法:以下のお申し込みフォームに必要事項を記入の上、お申込みくだ
さい。※今回のお申し込みはPeatixチケットではありません。
? https://forms.gle/WQ73iNX1qj24Hk2AA

海外協力隊のためのエッセーの書き方講座(初級編)

□ 海外協力隊のためのエッセーの書き方講座(初級編) □

海外発のエッセーを書きたい方を対象とする講座。ネタや切り口をどう考えればい
いのか、といったコツを6回で学びます。
とりわけ、JICA海外協力隊員(これから現地へ行く人も含め)やNGO職員、海外イ
ンターン生などにおススメ。
たとえば協力隊の活動は、実は「エッセーを書くネタのもと」になります。言い方
を変えると、書くネタを得るには活動を一生懸命やったほうが絶対に得。なぜなら
任地でたくさんの経験を積んだほうが「見える世界」が広がるからです。そのぶん
ネタの引き出しも増えます。
ユニークな活動(経験)をしてその結果ユニークなネタを手に入れる、ユニークな
ネタが欲しいからユニークな活動をたくさんする――どちらが先かはともかく、こ
の2つの相乗効果で、任地のことを少しでも深く知れるといいですね!これこそ
が「書く意義」ですし、また協力隊員が任期中にエッセーを書くべき理由です。

■『協力隊のためのエッセーの書き方講座(初級編)』の日程と内容(予定)

・第1回:9月7日(水)20:00~22:00 *22時から簡単な懇親会(希望者のみ)
「似ているところ」と「違うところ」を探そう。物事には、似ているようでよく考
えると違うもの、違うようでよく考えると似ているものがあります。「比較」から
見えてくる観察&気づきこそが、ユニークなネタの源泉となります!
協力隊員の場合、任国と日本だけでなく、任国と日本以外の国、同じ国でも別の場
所同士も比べられますよね。もちろん場所だけでなく、旧宗主国の影響、ジェンダ
ー意識、ファッション、人と人との関係なども!タンザニアのカレー、タイのカ
レー、インドのカレー、ミャンマーのカレーなどを比べてもおもしろいかもしれま
せん。誰も書かないことを書きたい方に最適!

・第2回:9月14日(水)20:00~22:00
「ビフォーアフター」と「その間」を埋めよう。物事や人のビフォーとアフターを
書け、とはよく言われます。ですが、「その間」にこそ、興味深いストーリーが眠
っています。ストーリー重視の文章は深みが出ます!読み手を引き付けます。
協力隊員の場合、任地で地元の人に話を聞く機会はざらにあります(毎日!こん
なチャンスはなかなかないです)。その際に使えるテクニックが、「ビフォーアフ
ター」と「その間」。「ビフォーアフター」だけを聞いても、肝心の「その間」が
抜けてしまうと内容はスカスカ。「ん? で、何?」となってしまいます。そうな
らないためには「その間」をどうやって考えればいいのか、を学びます。濃いエッ
セーを書きたい方に最適!

・第3回:9月21日(水)20:00~22:00
受講者同士でインタビューをしてみよう。その際に意識すべきは、これまでに習っ
たこと。もっといえば、「読み手が絵を描ける」ようにディテールを書き込むこと
(さもないと、本当の意味で伝わったことになりませんよね?)。インタビューで
は、知る/深掘りする/読み手が「へー!」と唸る内容を引き出すおもしろさを体
験しましょう!
協力隊の場合、任地のいろんな人をインタビューできるチャンスは毎日あります!
あいさつを交わすだけで2年間をやり過ごすのはもったいなさ過ぎ。任地では、
ご飯を一緒に食べながら、お酒を一緒に飲みながら、インタビュー三昧を!出発
前にぜひ、インタビューする&される練習をしておきましょう。

・第4回:9月28日(水)20:00~22:00
「視点のもち方」をグループワークで学びます。1つの物事も、とらえる角度(視
点、切り口)によって違って見えます。複眼の視点をもてれば、文章に厚みが出ま
すよね!「ほー、なるほど」と読み手を驚かせる文章を書くのは快感。
同じ国に滞在するにしても、企業や政府機関の駐在員なのか、NGOスタッフなの
か、現地採用などで仕事するのか、留学なのか、旅行なのか、ボランティア(協力
隊員)なのか、はたまた現地の人なのか、といった「立ち位置」(これも視点のひ
とつ)によって「見える景色」は大きく変わります。もちろん、どんな層と付き合
うのか、どれぐらい仲良くなるのかによっても!途上国の田舎で2年暮らせると
いう協力隊員のメリットを最大限に生かし、オリジナルの視点を見つけませんか?
楽しいですよ!

・第5回:10月5日(水)20:00~22:00
ブレインストーミング(クラスタリング)のやり方を学びます。クラスタリングと
は、物事を深掘りしながら、同時にカテゴリー化もしていく手法のひとつ。クラス
タリングのコツをつかめば、読み手を「あっ!」と言わせる記事も断然書きやすく
なります。クラスタリングの効果もぜひ実感してください!
協力隊員の場合、現地に行って活動すれば、ネタは山ほど出てくるはずです。大事
なのは、そうしたネタに自分が気づけるか、それを深められるか、またそれをおも
しろがれるかどうか、です。クラスタリングの手法はそういった際に重宝します。

・第6回:10月12日(水)20:00~22:00*22時から簡単な打ち上げ(希望者のみ)

質問の仕方の基礎を学びます。情報が欲しいなと思っても、質問の仕方が悪いと、
質の高い情報も、またたくさんの情報も得られません。情報の質と量が足りなけれ
ば当然、おもしろいエッセーは書けないですよね。
協力隊員の場合、日々の暮らしそのものが取材みたいなもの。つまりチャンスは毎
日あります!恵まれたこの環境を生かさない手はありません。現地でそのまま使
える質問テクニックを身につけませんか?貴重な2年間の体験をより濃くし、ま
た人生を変えるためにも!「質問力」「書く力」「発信力」は大げさではなく、
帰国後の人生を変える力をもっています。

■主催
特定非営利活動法人開発メディア(途上国・国際協力に特化したNPOメディア「
ganas」の運営団体)

プログラムの詳細はこちら。

【早割8/24】JICA海外協力隊のためのエッセーの書き方講座(初級編)の
2期生を募集! 候補生・現役隊員・OVまで
https://www.ganas.or.jp/news/20220710jocv/

8/4「フライドポテト不足から見える食料危機

□ 8/4「フライドポテト不足から見える食料危機」 □

「世界食料デー」月間プレイベント講座
世界食料デーの前に知っておきたいこと
第1回:フライドポテト不足から見える食料危機
【日時】:2022年8月4日(木)19時30分~21時
【形式】:オンライン開催
【参加費】:無料
【申し込み】:https://forms.gle/DT6wzYGVyQYpJw4Z6
【申し込み締め切り】:8月4日(木)13時
【主催】:「世界食料デー」月間呼びかけ団体
(アフリカ日本協議会、ハンガー・フリー・ワールド)

10月16日の世界食料デーをきっかけに飢餓や食料問題について考え、解決に向けて
一緒に行動する1ヵ月「世界食料デー」月間のプレイベントとして、連続講座を開
催します。
2022年の報告書のなかで、FAOは2021年の飢餓人口が最大8億人に達したと発表し
ました。世界各地ではここ数年だけを見ても、サバクトビバッタの襲来から新型
コロナのまん延による食料生産や流通網の分断、異常気象による干ばつや洪水の
発生、そして紛争による広範な影響に至るまで、途方にくれるほど食料の課題が
山積しています。
一方、グローバル化し複雑に絡み合った食料システムは、私たちの今日の食卓が、
いつどのように世界の影響を受け、また影響を与えているのかを見えにくくして
います。
この連続講座では、食卓に欠かせない3つの食材に焦点をあて、食の現状を学ぶと
ともに生産、流通、消費の仕組みと食の課題について考えます。第1回は、長く
アフリカを中心にイモ類の研究をされてきた東京農業大学教授の志和地弘信さん
をお招きし、今年はじめに起きたフライドポテト不足から、グローバルに広がる
食料システムの課題とより持続可能で地域に根差した食のあり方についてお話し
いただきます。

講師:志和地弘信さん(東京農業大学教授、常務理事)
講師プロフィール:1986年にJICA専門家としてネパールに派遣後、国際熱帯農業
研究所研究員(在ナイジェリア)、東京農業大学宮古亜熱帯農場長、国際協力セ
ンター長等を経て、2018年から学校法人東京農業大学常務理事。
専門分野は作物学、開発学。主な研究テーマは熱帯原産イモ類の生理生態学的研
究。論文・著書 に 「アフリカのイモ類」「熱帯農業と国際協力」 「熱帯作物学
」その他ヤムイモ関連の論文等多数。

「世界食料デー」月間とは:
10月16日の世界食料デーをきっかけに、飢餓や食料問題について考え、解決に向
けて一緒に行動する1ヵ月です。日本では2008年から「世界食料デー」のある10月
を「世界食料デー」月間とし、日頃から飢餓や食料問題の解決に向けて活動する
NGO/NPO、国連機関が共同で情報発信を行っています。
飢餓や食料問題についてわかりやすく伝えるチラシの配布やウェブサイトの運営
、誰でも気軽に参加できるイベントの開催などを行っています。

「世界食料デー」月間:https://worldfoodday-japan.net/
【お問い合わせ】特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3F
電話:03-3834-6902 FAX:03-3834-6903
E-mail:info@ajf.gr.jp

国際協力のカギ 「調査運動」を考えよう

□ 国際協力のカギ 「調査運動」を考えよう(7/9) □

SDGs、エコなどよりよい社会を作るためのたくさんの方法がTVやスマホを通じて
流れてきます。
しかし、これらが「運動」という観点から語られることはほとんどありません。
「自分にできることは何だろう?」と考えることはすべての出発点ですが、個人、
学校、企業、国と、それぞれがバラバラに「自分にできること」をやっているだけ
で、果たして私たちは生き延びられるのでしょうか。
「資本主義」とは違う、世界のみんなで「生き合う」ための新しい軸、「運動」と
いう仕組みを使って、「自分にもできる」を「みんなでやろう」に変換すれば、で
きることは何倍にも広がります。
でも、具体的にどうやったらいいのだろう?
1948 年以降、働く人たちの社会運動を支えてきた(公社)国際経済労働研究所が、
「運動」を使った国際協力の方法、そのなかでも「調査」ではない「調査運動」の
活用方法を提案します。
「調査運動」に1人でも多く取り組めば、世界はきっと変えられる。
一緒に考えてください。

■日時:2022年7月9日(土)13:30~15:00
■実施方法:Zoom(参加者にURLをお送りします)
■費用:770円
 ※コンビニ、ペイジー払いがご利用いただけます。お支払方法は参加者にご連絡
します。
■定員:20名程度
■申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf5OML9F_5O185gpS2Wn6IQ5g4GKslsa1pfvFL2sfIOCO-8Lg/viewform

【お問合せ】
(公社)国際経済労働研究所 吉浜智美
yoshihama@iewri.or.jp/03-3760-1039(研究所) 090-1242-1058(当日連絡)

7/23ロヒンギャ危機から5年 『教育』が変える

□ 7/23ロヒンギャ危機から5年 『教育』が変える □

2017年8月、ミャンマーにおける軍の弾圧によって大勢のイスラム系少数民族ロヒ
ンギャの人々が土地を追われ、隣国のバングラデシュに逃れました。この未曾有の
人道危機の発生から、まもなく5年が経とうとしています。2022年7月のプラン・ラ
ウンジは、ロヒンギャの子どもと若者たちが直面する現状に触れながら、プランが
ミャンマーとバングラデシュで実施してきた、教育の継続にむけた取り組みを詳し
くご報告いたします。

■支援から取り残されているロヒンギャ難民の若者たち
バングラデシュ南部コックスバザールにある難民キャンプには、今でも90万人以上
のロヒンギャの人々が生活しており、その半数以上が18歳未満の子どもや若者たち
です。難民キャンプでは、14歳以下の子どもむけの教育支援は少しずつ拡充されて
きたものの、ロヒンギャの若者たちを対象とした支援は不十分で、多くは教育を受
けられずにいる現状があります。また、就労機会も非常に限られており、キャンプ
に「閉じ込められた」状況にある若者たちは何もすることがなく日々を無為に過ご
しています。

■若者の未来を築く教育支援とは
プランは2019年から、15歳から24歳の若者に特化した識字教育の支援活動を開始。
難民の若者の学習環境の整備に取り組んできました。新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)のまん延や、ミャンマー軍部主導のクーデターなど、日々変動する
情勢のなかでも、プロジェクトの継続に力を尽くしています。
当日はプログラム部の倉橋職員が、プランが行ってきた教育支援について、若者た
ちのストーリーを交えながら詳しくお話しします。オンラインでの開催ですので、
全国の皆さまにご参加いただけます。多くのお申し込みをお待ちしています。

■担当職員からのメッセージ
プログラム部 倉橋 功二郎
プランが2021年に行った調査によると、バングラデシュの難民キャンプに住む、15
歳から24歳のロヒンギャの若者の96%近くは、読み書きや計算ができません。多く
の若者たちがミャンマーに住んでいたときに学校に通ったことがなく、このことが
ロヒンギャの人々の将来に与える影響が危惧されています。プランは難民キャンプ
内で若者の識字教育支援を行っている数少ない支援団体のひとつです。
今回のプラン・ラウンジでは、なかなか知ることのできないロヒンギャ難民の若者
の現状について、詳しくお話ししたいと思います。

<イベント概要>
■日時
2022年7月23日(土)11:00~12:00
■場所
Zoom(ズーム)による配信
■参加費
無料(通信にかかる費用はご負担ください)
■申込み締め切り
7月21日(木)
※要予約。お申し込みいただいた方には、開催日前日の7月22日(金)にZoomのURLを
ご案内いたします。
■お申込み
https://www.plan-international.jp/form/event/
■イベント詳細
https://www.plan-international.jp/news/event/20220630_33122/

世界の医療団の活動とボランティアの役割

□ 世界の医療団の活動とボランティアの役割 □

世界の医療団の活動をより深く知っていただくために、活動説明会をオンライン(
ZOOM)で定期的に開催中。
今回のMonthly Topicでは、「世界の医療団の活動とボランティアの役割-ボラン
ティアに関心のある方のための説明会」というテーマで、ファンドレイジングチ
ーム 阿部さやかがお話しします!
どなたでもご参加いただけますので、気軽にお申込み下さい。

【開催について】
●日時:2022年7月20日(水) 19時00分-19時45分
●オンライン開催、参加費無料、途中参加・退出可、要登録
*ZOOMを使用します、事前にZOOMアプリのインストールをお願い致します
*現地とオンラインでつなぐ場合は、通信状況が悪い場合があることをご了承くだ
さい
●お申込み:参加を希望される方は、こちらよりご登録ください。
https://www.mdm.or.jp/news/23064/
*定員に達し次第、締め切らせていただきます。

【プログラム】
※プログラムは変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
◆ 世界の医療団 日本の紹介
◆ Monthly Topic
 「世界の医療団の活動とボランティアの役割-ボランティアに関心のある方のた
めの説明会」ファンドレイジングチーム 阿部さやか
など

ウクライナ人道危機と赤十字の今

□ ウクライナ人道危機と赤十字の今 □

ウクライナ人道危機と赤十字の今
(2022年7月シェアの会/看護部教育企画室共催)

日本赤十字社医療センターでは、毎月一回「シェアの会」を開催し、海外で救援・
復興・開発事業に携わる際に必要な知識の習得や体験の共有を行っています。通常
第4木曜日(7/28)ですが、7月は当センター看護部との共催で教育研修の一環と
して8月4日に開催します。
「ウクライナ人道危機と赤十字の今」と題し、日本赤十字社事業局国際部職員から
お話をうかがいます。今回のシェアの会は、赤十字組織について理解を深め、赤十
字の一員としての意識を高めることを目的としますが、貴重な機会ですのでシェア
の会として共有いたします。
2022年2月に勃発したウクライナ人道危機は、世界中が注視しています。
その中で国際赤十字の果たす役割は重要で、日本赤十字社もその一部の役割を担っ
ています。赤十字国際員会、国際赤十字・赤新月社連盟。
そして各国赤十字社が協力・連携を強化し、総力をあげて対応しています。
今回、近隣諸国含め、日本赤十字社の職員による現地での活動紹介など具体的なお
話を伺います。ただいたうえでのご参加をお願いいたします。

今月は、zoom webinarsを利用してネット配信をします。どなたでも参加できます
。申し込みは下記アドレスからアクセスしフォームに入力してください。
今後のご案内はGmailからお送りします。Gmailが拒否されないように

 記
【日時】 令和4年8月4日(木) 午後5時15分~6時45分
【演題】「ウクライナ人道危機と赤十字の今」
【演者】日本赤十字社 事業局国際部 職員
【主催】 日本赤十字社医療センター 看護部教育企画室/国際医療救援部
【締切】 申し込み締切日:8月3日正午
【申し込みリンク】https://forms.gle/3rZGtsJb8fR8A83U7

日本赤十字社医療センター 国際医療救援部 担当:中司(なかつか)・苫米地
〒150-8935 東京都渋谷区広尾4-1-22 Tel: 03-3400-1311(内線:2382)
e-mail imrd.tokyo.g1@gmail.com URL: http://www.med.jrc.or.jp/

参加型・質的評価手法MSC入門研修 in 仙台

□ 参加型・質的評価手法MSC入門研修 in 仙台 □

(特活)地星社様のご協力で、個人向けMSC入門研修を8/6(土)に仙台にて
対面で行います。奮ってお申し込み下さい! 
MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型
・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を用い
ず、現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択する
ことが基本的流れです。人間の意識や行動変容など、想定外・質的な変化の把握や
分析ができ、組織学習や活動を改善する特徴があります。また、評価に参加するス
タッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。手法の詳細はこちらをご覧
ください。
https://pecenter.jimdofree.com/参加型評価とは/most-significant-change/
「量的な評価では測れないものがあるのではないか」「説明責任のための評価だけ
で良いのだろうか」「評価を通じて関係者が元気になることはできないのか」など
を考えている方にピッタリです!これまでに300人以上が受講した、人気の研修で
す。

(1)日時:2022年8月6日(土)13:30-16:30(たっぷり3時間!)
(2)場所:仙台市市民活動サポートセンター研修室5
(仙台市青葉区一番町四丁目1-3) https://sapo-sen.jp/access/
(3)こんな方にお勧めします:復興支援・被災者支援団体、NGO/NPO、コンサル
タント、教育・福祉、学術関係者など非営利活動に従事している、またモニタリン
グ・評価や研究に携わっている方。今後予定している方。「説明責任」だけでなく
「学習」目的の評価に興味のある方。国際協力だけでなく国内活動にも有効です。
(4)研修のねらい
・MSC手法の概略・目的・特徴などの知識を学ぶ。
・手法の中核3ステップのロールプレイによる体験。
・変化のエピソードの比較から、教訓を学ぶ練習。
オンライン入門研修(2022/5/14)の報告はこちらを、ご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/sankagatahyouka/archives/10518883.html
(5)プログラム
・講義:MSCの概略・目的・特徴・事例紹介
・演習:「重大な変化を集める」ステップの体験
・演習:「最も重大な変化を選ぶ」ステップの体験
・発表、まとめと振り返り
(6)講師:田中 博
 一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局
長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了
。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環
境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファ
シリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本
NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会、(公財
)日本劇団協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善
できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価~改善と改革のための
評価の実践』晃洋書房、がある。
(7)受講料:\10,000-(税込み)
(8)申し込み・問い合わせ
・主催:一般社団法人参加型評価センター
https://pecenter.jimdofree.com
・協力:特定非営利活動法人地星社 https://chiseisha.org
・下記こくちーずプロでお申し込みください。申込後に届くメールに記載されてい
る銀行口座に、期日までに受講料をお振込みいただくようお願いいたします。緊急
連絡のため電話番号は必ずお知らせ下さい。
https://kokc.jp/e/d83bb23ac840eaa2d8e58f3636555043/
・しめ切り:7/22(金)・定員:20名 最少催行人数:5名
・問い合わせ先Eメール:tanaka.pecenter@gmail.com
・個人情報は本講座と参加型評価センター、地星社の情報提供以外に使用しません。

※三位一体のMSC研修:MSCができるようになるのが目標
・入門:初心者向きにMSCの基本を体験→今回はコレ!
・中級?:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習
・中級?:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計
→3研修すべて受講した方に、修了証を発行することにしました!